CyberFlashCard 『忘れな草』

CyberFlashCard 『忘れな草』のホームページへアクセス頂き有難う御座います。

CyberFlashCard 『忘れな草』は、Windows上で動作する、spacing effectを利用した暗記学習を支援するソフトです。

似たようなソフトはいくらでもあるだろうと思われるかも知れませんが、私には既存の暗記ソフトでは満足できなかったので敢えてこのソフトを作成しました。

具体的にどの様な点が満足できなかったかというと:

といった問題点です。

このソフトは、覚えたい事柄を確実に覚えるまでいつまでも何度でも出題します。

と言っても無駄に何度も出題するわけでは有りませんし、とんでもないタイミングで出題するわけでもありません。

既に十分に記憶している事柄は最初から暗記学習の対象から除外できます。

何らかの理由で強烈な記憶が定着したと感じられる事柄も暗記学習の対象から除外できます。

その事柄に対して自分自身が感じる記憶の定着度に応じて、次の学習のタイミングを指定する事が出来ます。

何度も学習したけど全く覚えた気がしない項目は、何度でも最短のタイミングに戻して復習を行うことが出来ます。

記憶の定着度に対応する復習のタイミングを決定するインターバルはユーザー自身の好みで調整することが出来ます。

そのようにして、なかなか記憶できない事柄に集中的に暗記学習の機会を割当てることによって、出来る限り効率的に記憶が出来る様に設計されています。

英単語に関しては、学習及び暗記を補助する機能として、ネット上の例文やイメージを検索する機能とonline dictionaryを検索する機能を有しています。

勿論、このソフトは英単語の学習以外にも使用できます。

Spacing effect

Spacing effectとは、人間や動物は、短期間に沢山繰り返して学習するよりも、時間を空けて何度か学習した方が、物事を覚えやすいという事実です。

この現象はヘルマン・エビングハウスによって最初に発見されたと言われています。

『エビングハウスの忘却曲線』は有名ですね。

この忘却曲線を利用してもっと効率的な学習が出来ないかと考えた末に作ったのがこのCyberFlashCard 『忘れな草』です。

物事を記憶するには繰り返しが必要です。

一度見たり聞いたりしただけでは記憶する事は出来ません。

何度も繰り返し見たり聞いたりする必要が有ります。

いわゆる復習が大切と言う事です。

しかしその復習も二度や三度の復習では記憶を確実にする事は出来ません。

しっかりと覚えるまでには何度も復習が必要です。

復習のタイミングとして適切なのは記憶が消えてしまいそうな時です。

記憶がまだしっかりしている時に復習するのは効率という面で無駄があります。

記憶が薄れ過ぎてしまってから復習するのは肝心な時に思い出せなくなってしまう可能性があります。

一般論としては、初めのころの間隔は短く、記憶が定着するにつれて徐々に間隔を長くしていけば良いと言われています。

しかし、どの程度の短さから始めてどの程度の長さまで間隔を延ばせば良いのかと言う事については明確な研究結果はないと思います。

確実に言える事は、記憶力の強い人は比較的長めの間隔で復習しても問題無く記憶できるという事ではないかと思います。

逆に言えば、記憶力の弱い人は比較的短めの間隔で何度も復習しなければ記憶できないと言う事です。

又、勉強以外にもいろいろとやらなければならない事が有るので適切な時期に復習できない事もあります。

何らかの理由で復習が出来なかったものは、それだけ記憶も薄れてしまっています。

薄れてしまった記憶を再度強化するには、初めて記憶した頃の様に比較的短期間に何度も繰り返し、徐々にその期間を延ばして行く必要が有ります。

既に何度も繰り返しているからという理由で次回の復習までの間隔を長いままにしていたのでは全然覚えられなくなる可能性も有ります。

CyberFlashCard『忘れな草』では、学習者本人によって、学習者本人が感じる記憶の定着度に応じて、各問題の次の出題までのインターバルを指定する事が出来ます。

又、出題のインターバルは、パラメータによってチューニングすることができます。

Pronounciation

英単語を学習しようとする時、最終的に英会話までを視野に入れているのであれば、正しい発音を覚えることは必須です。

CyberFlashCard『忘れな草』では、英単語や英文の問題が表示されている状態で、マウスクリックするだけで正しい発音を音声出力する事が出来ます。又、出題時に自動的に音声を出力する事も出来ます。

英単語の記憶に関しては、英単語と日本語の単語を単にペアにして記憶するという方法では、効率的に記憶する事が出来ないというのは誰しも経験が有ると思います。

良くある暗記法は語呂や突飛なイメージを使って英単語→語呂或いは突飛なイメージ→日本語の単語という連想で記憶するものです。

しかしこれも現代では、ネット上にあるイメージファイルを検索すれば突飛なイメージでは無くズパリそのもののイメージを参照する事が出来るので、この方法を使って語彙を増やさないという手はありません。

CyberFlashCard『忘れな草』では、英単語の問題が表示されている状態で、ツールボタンをマウスクリックするだけでネット上のイメージを検索しブラウザに表示する事が出来ます。

英文が表示されている状態では、検索したい単語をマウスでダブルクリックしたり、ドラッグしたりして選択状態にしてからネットで検索をすれば、その単語だけのイメージを検索することが出来ます。

Online dictionary

更に英単語の記憶に関する問題として、日本で発行されている英和辞典では正確な意味やニュアンス、発音を知る事が出来ないと言う事が挙げられます。

日本で発行されている英和辞典では英語の単語に対応する日本語の単語を掲載しているだけのものが殆どです。

英米で発行されている辞書は英語の単語の意味を英語の文章で説明しています。その為、説明文を読むことによってイメージを想い起こしたり、意味を『理解』することが出来ます。

この単語の意味を『理解』するということが単語の意味を『記憶』するのには最も効果があるという気がします。

その為にかつてはOxford *** DictionaryやMerriam Websterを使って、正確な意味、ニュアンス、発音、例文等を調べたものでした。

しかしまたこれも現代では、ネット上にある欧米の辞書サイトを使って語彙を検索すればこれでもかというほどの情報を得る事が出来ます。

CyberFlashCard『忘れな草』では、英単語の問題が表示されている状態で、ツールボタンをマウスクリックするだけでネット上の欧米の辞書サイトを検索しブラウザに表示する事が出来ます。

英文が表示されている状態では、検索したい単語をマウスでダブルクリックしたり、ドラッグしたりして選択状態にしてからネットで検索をすれば、その単語だけをネット上の辞書で検索することが出来ます。

語彙が少なく海外の辞書に抵抗を感じるユーザーのために、ネット上の英和辞典や和英辞典も検索出来るようになっています。

How it works

単語を暗記する場合を例にとって説明します。

学習を開始すると単語が出題されます。

問題
問題

もしかするとその単語は貴方にとってとっくの昔にマスターした単語かも知れません。

そういう単語に貴重な勉強時間を費やすのは無駄だと思いませんか?

特に既に大量の語彙を獲得している人にとっては、一度正解したらレベルを一つ上げるという思想に基づいて設計されたシステムでは、既に獲得済みの語彙のために延々と大量の無駄な復習をしなければならなくなり、未獲得の単語を獲得する機会を失ってしまうことになります。

その様な場合は、グレード7のボタンをクリックしてください。

そうすれば、その単語はしばらく出題されなくなり、 その分の貴重な勉強時間を未だマスターしていない単語の学習に割当てることが出来ます。

もし、出題された単語の意味が全くわからない場合、この単語の意味の記憶のグレードは0ですが、グレード0のボタンをクリックする前に「フリップ」ボタンをクリックして、答えを表示し、その意味を覚えて下さい。

ボタンクリックの代わりに、フリップはスペースバーかテンキーの−キー、グレード選択は中段のA,S,D,F,J,K,L,;或いは、テンキーの0から7のキーを使用することもできます。

答え
答え

大抵の単語集は一語一義のものが多く、複数の意味を持つ単語を記憶するのには不十分です。

とりあえず主要な意味だけを覚えてとにかく語彙を増やしたいという考えの方なら問題は無いと思いますが、主要な意味以外の意味を知りたいとか、或いは例文を見たいという場合は「ネットで検索」を使ってonline dictionaryを検索することをお勧めします。

英語力が十分ではない場合はweblio、英語力が付いている人にはAnswer.comを検索することをお勧めします。

Answer.comの提供する情報は海外の著名な辞書から採録した単語の定義や同意語、反意語、例文、関連するビデオ、同じ意味を持つ各国の単語と非常に豊富です。発音記号も記載されていますし、ネイティブによる発音を聞くことも出来ます。

そこでちょっと時間を取って、それらの情報にじっくりと取り組んで吸収することが単語の意味を覚えるのには結果的には最も効果的であると感じられます。

リアルな例文を見るにはGoogleを使ってウェブを検索するのが良いです。

Googleには、文字情報を検索する機能だけではなく、画像や動画を検索する機能があるのでイメージを使って記憶することの方が得意だという人は、ネット上にアップされた画像や動画を使ってイメージ記憶をするのも効果的ではないかと思います。

ただ、そこで答えを表示するだけだと、脳がサボってしまい記憶することはできませんから、一旦「フリップ」ボタンをクリックして答えを隠して下さい。

その上で、その答えを隠した状態のままで、その単語の意味を思い出してください。

思い出した意味が正しいかどうかを確認するために「フリップ」ボタンをクリックして答えを表示してください。

もし、確認の結果、思い出した意味と答えが不一致の場合、再度答えを隠し、その状態でその単語の意味を思い出し、答えを見て正しいかどうかを確認し、という手順を正しい意味が思い出せるようになるまで繰り返して下さい。

正しい意味が思い出せるようになったら、グレード0のボタンをクリックしてください。

グレード0のボタンをクリックするとある一定の時間経過後に再度出題されるようになります。

その時間が経過するまでは出題されません。

ソフトは、これまでの学習結果に基づいて、問題集の中から最も優先度の高い単語を再検索し、該当する単語を出題します。

そしていくつかの別の単語が出題された後に先程の単語が出題されます。

今度は多分、すぐに正しい答えを思い出すことが出来るでしょう。

ですが、本当にその単語の意味はきちんと脳に記憶されているでしょうか?

おそらく記憶されていません。未だ、短期記憶の状態のままです。

ここですぐに正しい意味を思い出せたからと言ってグレード5だと勘違いしてはいけません。

グレード5を選んでしまうと、再度出題された時に、その意味を全く思い出せないという状況に陥る可能性があります。

なので今回は一応グレード1を選んでください。

そうすればグレード0よりは長くグレード2よりは短い時間経過した後で再度出題されます。

次にその単語が出題された時、その記憶は色々な状態になっています。

すぐに思い出せたり、一瞬思い出せなかったり、なかなか思い出せなかったり、結局思い出せなかったりします。

しかし、答えを表示して見ると正しい答えを記憶していることを再認することができたりします。

その場合は、グレード5からグレード2の該当するボタンをクリックしてください。

それぞれのグレードに応じた時間が経過した後に再度出題されます。

グレード5まで進んだ単語は何度かグレード5のままチェックし、自分なりにある程度自信がついたところでグレード6に進めて下さい。

グレード6まで進んだ単語も何度かグレード6のままチェックし、これ以上やるのは時間の無駄だと感じるようになったらグレード7に進めてください。

学習結果は次図のように表示されます。

学習結果
学習結果

この例では、ファイル内に格納されている単語数は全部で763件有り、そのうちの601件が未出題であり、現在までにグレード7に158件、グレード5に1件、グレード4に3件、判定を受けた単語が存在していますが、グレード5とグレード4に関しては指定したインターバルを過ぎている為、記憶が怪しくなっていると見なされるので推定有効記憶件数は0になっています。

自分の記憶がどういう状態にあるのかを認識することはメタ記憶と呼ばれています。

ここまでに説明してきたことは、このメタ記憶を利用して問題を仕分けし、効率的に学習をしようという発想に基づいています。

しかし、ここまでに私が説明してきたやり方ではなく、貴方は自由にメタ記憶に応じて八つのインターバルに割当てることが出来ます。

そうした方が、多分、貴方に合ったやり方を見付け出して貴方にとって最適な学習ができるのではないかと思います。

例えば、グレード0から始めて、正解するごとにグレードを1つずつ上げて行き、正解できなかったらグレードを0に戻すというドイツなどで古くから行われているLernboxと呼ばれるやり方なども良いでしょうし、過剰学習なども良いのではないかと思います。

Usage

Readme
このページでは、CyberFlashCard 『忘れな草』の使い方などを説明しています。
インストール方法や操作方法、暗記学習の方法などが記載されています。又、作者へ連絡する為のメールアドレス等も記載されていますのでご覧ください。  

Download

CFC117.zip ((288,612 bytes) (2013-04-10)
CyberFlashCard 『忘れな草』をインストールする為のアーカイブです。
TOEIC1.zip (229,897 bytes) (2011-09-16)
出現頻度順に上位約2000語を収録したものです。TOEICの対策、特に基礎固めに。
TOEIC2.zip (432,128 bytes) (2010-09-16)
出現頻度順に上位約5000語を収録したものです。TOEICの対策に。 
TOEFL Word List.zip (236,904 bytes) (2011-07-12)
TOEFL対策用の単語のリストです。
SAT Word List.zip (159,962 bytes) (2011-07-12)
SAT対策用の単語のリストです。
GRE Word List.zip (180,958 bytes) (2011-07-12)
GRE対策用の単語のリストです。
STEP5.zip (11,475 bytes) (2011-06-28)
英検5級受験用英単語・熟語の問題集です。
STEP4.zip (15,759 bytes) (2011-06-28)
英検4級受験用の英単語・熟語の問題集です。
STEP3.zip (28,936 bytes) (2011-06-28)
英検3級受験用の英単語・熟語の問題集です。
STEPPRE2.zip (32,234 bytes) (2011-06-28)
英検準2級受験用の英単語・熟語の問題集です。
STEP2.zip (54,408 bytes) (2011-06-28)
英検2級受験用の英単語・熟語の問題集です。
STEPPRE1.zip (71,259 bytes) (2011-06-28)
英検準1級受験用の英単語・熟語の問題集です。
STEP1.zip (81,176 bytes) (2011-06-28)
英検1級受験用の英単語・熟語の問題集です。
BasicEnglishSentences.zip (17,603 bytes) (2011-07-21)
日本語の文章を見て英語の文章に翻訳する練習をするためのリストです。
BasicSentenceEtoJ.zip (17,610 bytes) (2011-07-23)
英語の文章を見て日本語の文章に翻訳する練習をするためのリストです。
原子.zip (2,191 bytes) (2010-10-28)
原子の原子番号、元素記号、原子量のデータです。
古文単語.zip (6,738 bytes) (2010-12-27)
主要な古文単語のリストです。
HistoryOfJapan.zip (5,201 bytes) (2011-08-09)
主要な日本史年代のリストです。暗記用の語呂付き。
falconry grossary.zip (4,180 bytes) (2013-6-24)
主要なファルコンリー用語のリストです。
LEARN AMERICAN ENGLISH ONLINE
アメリカン・イングリッシュを基礎から学べるウェブ・サイトです。アメリカ在住のプロの英語教師であるPaul Lawrence氏がYoutubeや音声・画像を駆使してアメリカ式に英語を教えてくれます。
Word frequency lists and dictionary
from the Corpus of Contemporary American English