もくじ
CyberFlashCard 『忘れな草』は、Windowsで動作する暗記を支援するプログラムです。
このドキュメントでは、CyberFlashCard 『忘れな草』バージョン 1.17について解説します。
CyberFlashCard 『忘れな草』 1.17の主な特徴は、次のとおりです。
Windows Vista で動作確認をしています。 従って、Windows Vista以降の Windows で動作するものと思われますが、 Windows XPでも動作するかも知れません。
CyberFlashCard 『忘れな草』で使用しているファイル形式はテキストファイルのみです。
CyberFlashCard 『忘れな草』の内部で使用している文字コードはUnicode UTF-8なので、組み込まれている「新規作成」などの機能を使用すれば日本語以外の言語用のデータも作成できますが、インポート機能では今の所シフトJISのみ対応しています。
拡張子は特に指定していません。xmlにするとブラウザで内容を確認できるので便利でしょう。
上記の理由から、データはWindows標準のメモ帳でも追加・修正したり新規作成できますが、XMLエディタやWordなどのXMLエディット機能を持ったワープロ・ソフトを使用すると快適に作業を行うことが出来ます。尚、古いエディタ等ではUTF-8をサポートしていないものもあるので注意が必要です。
このソフトを使用したことによって何らかの問題が発生しても、作者及び関係者は責任を負いかねます。
Vector等に登録されているバージョンは古い可能性が有ります。 最新版はhttp://wasurenagusa.cyber-ninja.jpにアップロードされていますので、確認してみて下さい。
問題集もhttp://wasurenagusa.cyber-ninja.jpにアップロードされていますので、宜しければ使用して下さい。
インストールする前に、先ず解凍されて出来たCyberFlashCard 『忘れな草』のフォルダーCFC117を適当な場所にコピーします。 C:\Program Filesの中が適当です。
インストールするには、setup.exeファイルをダブルクリックします。
アプリケーションのインストール - セキュリティの警告というダイアログ・ボックスが表示されます。
インストールボタンをクリックします。
コントロール・パネルの中からプログラムと機能のアイコンをクリックします。
CyberFlashCard の行をクリックして選択し、右クリックするとアンインストールのメニューが表示されますから、それをクリックします。
CyberFlashCardの保守と言う名のダイアログ・ボックスが表示されます。
このコンピュータからアプリケーションを削除します。の前のラジオ・ボタンをクリックし、OKボタンをクリックします。
スタートボタンをクリックします。
すべてのプログラムをクリックします。
CyberFlashCardをクリックします。
下に表示されるCyberFlashCardをクリックします。
メニューバーの中から、ファイル、開くを順にクリックします。
開くファイルを選択します。
開くファイルを選択して下さいというタイトルのダイアログが表示されます。
暗記項目を登録し保存したファイルを選択し、開くボタンをクリックします。
setup.exeファイルと同一のフォルダにsampleCardFile.xmlというファイルをサンプルとして添付してありますので最初はこれを開いてみて下さい。
メニューバーの中から記憶、開始を順にクリックします。
問題が表示されます。
答えを想い出します。
答えが想い出せても想い出せなくても、フリップボタンをクリックします。
答えを想い出せなかった、或いは完全に間違えていた、或いは一部間違えていた時は、フリップボタンをクリックして答えを隠し、想い出せるかどうか確認してみます。
想い出せなければ、更に答えを見たり隠したりしながら、想い出せるようになるまで暗記します。
英単語の暗記をしている時は、ツールバー上のネットで検索・Google/ImageやAnswer.com、Weblioを使って適切なイメージを記憶したり、正確な定義、例文、発音などを参照しておくのも良いでしょう。
問題文の中の特定の単語のみを検索したい場合はネットで検索をする前に、予め該当する単語をマウスでドラッグするなどして選択状態にしておいて下さい。選択状態になっていない場合は問題文全体を検索用の文字列として検索を行います。問題が一つの単語しか無い場合は選択状態にしてもしなくても結果は変わりません。
最初にフリップボタンを押した時の記憶状態と以下の判断基準に従って0から7のボタンのどれかをクリックします。
上記の選択によって次回に出題される日時が決定され、その日時を過ぎるまでは再度出題されません。
余り自信が無い場合はより低いグレードのボタンをクリックしておくのも一つの手でしょう。
上記の判断基準にとらわれずに、ご自身の判断基準で次回の出題日時を決めるのも良いでしょう。
予定された全ての暗記項目が出題されると「今の所、記憶すべき項目はありません。」というメッセージが問題の欄に表示されます。
グレード0から7は、テンキーの0から7、又はA,S,D,F, J, K, L, ;をキーインすることによって、対応するボタンをクリックした場合と同じ処理を実行させることが出来ます。
フリップは、テンキーの−キー、又はスペースバーをキーインすることによって、フリップ・ボタンをクリックした場合と同じ処理を実行させることが出来ます。
メニューバーの中から記憶、リセットを順にクリックします。
メニューバーの中から、ファイル、新規作成を順にクリックします。
新規作成ウィンドウが表示されます。
問題と答えを入力し、今現在、自分自身の、その問題に対する答えの記憶のグレード(程度)を指定する為にボタン0からボタン7の中のどれか適当と思われるものをクリックします。
問題と答えをいくつか登録します。
登録した暗記項目をファイルに保存するにはOKボタンをクリックします。
登録した暗記項目をファイルに保存せずに破棄したい時はキャンセルボタンをクリックします。
暗記の作業中に新たな暗記項目を追加したい時は、メニューバーのカード、追加を順にクリックします。
追加ウィンドウが表示されます。
問題と答えを入力し、今現在、自分自身の、その問題に対する答えの記憶のグレード(程度)を指定する為にボタン0からボタン7の中のどれか適当と思われるものをクリックします。
グレード指定ボタンをクリックすることによってメモリ上の問題集に暗記項目が追加されます。
追加ウィンドウに暗記項目を書きこんだ時点でそれを破棄したい場合は、グレード指定ボタンをクリックする前にキャンセルボタンをクリックします。
暗記項目をいくつか追加します。
暗記項目の追加を終了するにはOKボタンをクリックします。
追加した暗記項目をファイルに保存するにはメニューバーの中のファイル、保存して終了をクリックします。
追加した暗記項目をファイルに保存せずに破棄するにはメニューバーの中のファイル、終了をクリックします。
暗記の作業中に現在表示されている暗記項目を変更したい時は、メニューバーのカード、変更を順にクリックします。
変更ウィンドウが表示されます。
問題と答えを変更し、今現在、自分自身の、その問題に対する答えの記憶のグレード(程度)を指定する為にボタン0からボタン7の中のどれか適当と思われるものをクリックします。
グレード指定ボタンをクリックすることによってメモリ上の問題集に暗記項目が追加されます。
変更ウィンドウの暗記項目を変更した時点でそれを破棄したい場合は、グレード指定ボタンをクリックする前にキャンセルボタンをクリックします。
暗記項目の変更を終了するにはOKボタンをクリックします。
変更した暗記項目をファイルに保存するにはメインメニューの中のファイル、保存して終了をクリックします。
変更した暗記項目をファイルに保存せずに破棄するにはメインメニューの中のファイル、終了をクリックします。
暗記の作業中に現在表示されている暗記項目を削除したい時は、メニューバーのカード、削除を順にクリックします。
上記の操作だけで、現在表示されている暗記項目は削除されますので注意して下さい。
暗記項目が削除された問題集をファイルに保存するにはメインメニューの中のファイル、保存して終了をクリックします。
暗記項目が削除された問題集をファイルに保存せずに破棄するにはメインメニューの中のファイル、終了をクリックします。
問題と答えのフォントを変更したい時は、メニューバーのツールズ、セッティングス、フォントを順にクリックします。
問題と答えの表示位置を変更したい時は、メニューバーのツールズ、セッティングス、その他を順にクリックします。
問題と答えの表示位置の右側のリストボックスの中から、左、中央、右のどれかを選択します。
問題文の読み上げの有無を変更したい時は、メニューバーのツールズ、セッティングス、その他を順にクリックします。
問題文の読み上げの左のチェックボックスをチェックすれば出題時に問題文が読み上げられます。
読み上げが可能なのは英単語或いは英文のみです。
問題文の読み上げの左のチェックボックスをアンチェックすれば出題時に問題文の読み上げは行なわれません。
出題のインターバルを変更したい時は、メニューバーのツールズ、インターバルを順にクリックします。
インターバルウィンドウが表示され、ウィンドウ下部に現在の各グレードごとのインターバルが表示されます。
インターバルは、a・bのx乗で計算します。
単位は[秒]です。
ここで、aとbは定数でこれらの値をユーザーが指定します。
xはグレード0からグレード7の数値の部分、つまり0から7になります。
aとbに適当な数値を入れ、f(x)=...ボタンをクリックします。
各グレードごとにインターバルが算出され表形式で表示されます。
算出したインターバルを適用する場合はOKボタンをクリックします。
算出したインターバルを破棄する場合はキャンセルボタンをクリックします。
学習結果を確認したい時は、メニューバーのツールズ、学習結果を順にクリックします。
学習結果ウィンドウが表示され、ウィンドウ内部に現在の各グレードごとの推定有効記憶件数が表示されます。
メニューバーから、ファイル、保存して終了を順にクリックします。
メニューバーから、ファイル、終了を順にクリックします。
メニューバーから、ファイル、名前をつけて保存を順にクリックします。
ファイル名の右のテキスト・ボックスに適当なファイル名をキーインします。拡張子はxmlだとブラウザで中身を見る事が出来るので便利です。
保存ボタンをクリックします。
pssdb7xという拡張子のついた問題集は直接インポートできます。
pssdb7xという拡張子のついた問題集以外は一旦P Study SystemにインポートしてからCSVファイル経由でインポートできます。
pssdb7xという拡張子のついた問題集をインポートする時は、メニューバーの中から、ファイル、インポート、pssdb7xを順にクリックします。
P Study Systemに内蔵されている問題集はCSVファイルにエクスポートしたものからインポートできます。
上記のCSVファイルから問題集をインポートする時は、メニューバーの中から、ファイル、インポート、CSV(PSS)を順にクリックします。
ユーザーが独自に作成したCSVファイルから問題集をインポートできます。
データの形式は問題と答えを,で区切ったものです。
一つの行には一つの問題,答えのペアだけを記述します。
上記のCSVファイルから問題集をインポートする時は、メニューバーの中から、ファイル、インポート、CSV(Q,A)S-JISを順にクリックします。
ユーザーが独自に作成したTSVファイルから問題集をインポートできます。
データの形式は問題と答えをTabで区切ったものです。
一つの行には一つの問題 答えのペアだけを記述します。
上記のTSVファイルから問題集をインポートする時は、メニューバーの中から、ファイル、インポート、Tab区切り(Q A)S-JISを順にクリックします。
ご使用されてみて効果があると感じられましたら、是非寄付をお願いします。
以前はフリーミアム・モデルのシェアウェアでしたが、時代の要請に合わせてドネイションウェアに変更致します。 シェアウェアとして購入してくださった方々には、改めてお礼申し上げます。
寄付金の送金は以下の口座にお願いします。
寄付のお金を振り込まれましたら、次の事項を明記の上、下記のアドレスまでご連絡頂けますれば幸甚です。
連絡先E-mail アドレス
答えを隠す機能を追加。
答を見るボタンを押した時に、前回選択したグレードのボタンにフォーカスを移動する。
追加・変更・新規にグレード無のボタンを追加。
問題として表示されている語彙のイメージや定義・例文・発音をネットで検索する機能を追加。
追加・変更・新規に追加したグレード無のボタンを無くし元に戻す。
ファイル、保存を追加。
ツールバーに音声出力を追加。
学習結果を表示する機能を追加。
メイン・フォームでは問題と解答をフリップする様に変更。
ネット検索にweblioを追加。
インターバル設定の関数f(x)の簡単な解説を設定フォーム上に追加。
問題が文章の場合、これまではネット検索すると文章全体を検索文字列としていたが、マウス・ドラッグ等で選択状態にされた部分がある場合は、選択状態の部分のみを検索文字列とする様に変更。
学習をしてからインターバルの2倍以上の時間を経過した問題のグレードをリセットするように変更。理由はそこまで放置された項目のグレードには信ぴょう性がなくなるため。
解答の文章の中からでもマウス・ドラッグなどによって選択状態にされた部分がある場合は、選択状態の部分のみを検索文字列とする。
ネット検索にGoogle/Webを追加。
出題する時刻を過ぎた問題群の中から実際に出題する問題を選択する処理の中でグレードの低い物を優先的に出題するように変更。
フリーウェア化。
グレードの選択、及びフリップをキーボードから行えるようにする。
ドネイションウェア化。